年2回の1泊2日+年1回の3泊4日、6歳の娘基準で組む家族旅行の実運用——JALマイル×配当所得×経費カードで回す資金設計

年3回の家族旅行、資金の出どころを設計する

私は年2回の1泊2日と年1回の3泊4日、合計年3回の家族旅行を計画的に実施している。昨年は沖縄、今年は北海道、来年は九州を予定している。旅程は「6歳の娘が楽しめるベース」で組むのが基準だ。

FI(経済的自立)を12年スパンで設計している身として、家族旅行の資金をどう回すかは単なる家計管理ではなく、配当所得・経費カード・JALマイルを組み合わせた資金設計の実践になっている。今回は、実際に回している仕組みを言語化する。

JALマイルで航空券を発券、経費カードで宿泊費を回す

今年の北海道旅行では、航空券はJALマイルで発券した。マイルの出どころは2つ——個人カード(三井住友カード ゴールドNL)と経費カード(セゾンプラチナビジネス・アメリカン・エキスプレス)だ。

個人カードは生活費の支払いに使い、経費カードは個人事業USサービスの支払いに使う。この2枚で貯めたマイルを家族旅行の航空券に充てる設計にしている。宿泊費・現地での食事・アクティビティは経費カードで決済し、後で個人事業の帳簿から「事業主貸」で抜く形だ。

「経費で旅行」ではない。旅行は完全にプライベート支出だが、カードの利用実績を事業側に寄せることで、マイル還元率の高い経費カードの恩恵を家族旅行に転用する仕組みになっている。

配当所得が「旅行費の心理的バッファ」になる

NISAとiDeCoで運用している資産からの配当所得は、まだ年間数万円台の規模だ。50歳時点で年間配当200万円を目標にしているが、現時点では旅費の全額を配当で賄えるわけではない。

それでも、配当が入る口座の残高が「旅行費を使っても減らない感覚」を作る効果は大きい。生活費口座から旅費を出すと「減った」という感覚が強いが、配当が入る口座から出すと「補充される前提の出費」になる。心理的なバッファとして機能している。

マネーフォワードMEで配当の入金履歴を可視化しているため、「年間でどれくらい配当が入っているか」を把握しやすい。この可視化が、旅費を使う判断の後押しになっている。

「6歳の娘基準」が旅程設計の軸

旅程は6歳の娘が楽しめるベースで組む。これが設計の中心だ。

北海道では動物園・水族館・牧場を軸に回った。移動距離は1日あたり車で2時間以内に抑え、娘が飽きないように「見る・触る・体験する」を入れ替えながら進めた。大人だけなら行きたい観光地があっても、娘が楽しめないなら選ばない。

来年の九州も同じ基準で計画中だ。温泉・動物園・水族館・体験型施設を軸に、娘の興味と体力を見ながら詰める。旅程表はNotionで管理し、「娘が疲れたら1つ飛ばせる余白」を必ず残す設計にしている。

家族時間の優先度は「子供の年齢とイベント数」で変動する

私のFI設計では、家族時間の優先度は固定ではなく、子供の年齢とイベント数で変動する前提を置いている。

現在6歳の娘は、親と一緒に行動したがる時期だ。この時期の家族旅行は「後で取り戻せないイベント」として優先度が高い。一方、娘が10代後半になれば、親と旅行に行く回数は自然に減る。その時期には優先度を下げ、仕事や自分の時間に割り当てを戻す。

「家族時間を最優先」と一律に決めるのではなく、子供の成長ステージごとに時間配分を見直す設計にしている。旅行の頻度・予算・内容も、この設計に沿って調整する。

FI移行期の旅行は「収入を減らさずに時間を作る練習」

38歳の現在から50歳までの12年間は、収入を減らさずに時間を作る練習期間と位置づけている。

年3回の家族旅行を実施するには、NDT検査の繁忙期(春3〜5月・秋9〜11月)と閑散期(夏・冬)をうまく使う必要がある。繁忙期に案件を詰めて稼ぎ、閑散期に旅行を入れる。この配分を12年続けることで、50歳以降の「呼ばれて行く働き方」に移行する前に、時間配分の感覚を磨く狙いだ。

旅行のたびに「この時期に案件を断った」「この案件は家族イベント優先で断った」という判断を積み重ねている。この判断の履歴が、50歳以降に「年1〜2回だけ現場に行く」働き方へ移行する際の判断基準になる。

まとめ——旅行の資金設計はFI設計の縮図

年3回の家族旅行を回す仕組みは、JALマイル・経費カード・配当所得を組み合わせた資金設計であり、同時にFI移行期の時間配分を練習する場でもある。

航空券はマイルで発券し、宿泊費は経費カードで決済して事業主貸で抜く。配当所得は旅費の心理的バッファとして機能させる。旅程は6歳の娘基準で組み、家族時間の優先度は子供の年齢で変動させる。

この設計を12年続けることで、50歳時点で「呼ばれて行く働き方」に移行する準備が整う。旅行の資金設計は、FI設計の縮図だ。

参考

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